街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

原因不明の湿疹が超かゆい(→帯状疱疹でした)

背中にできた湿疹


先日、小笠原諸島に行った話、目がかゆい話を書いたが、それに関連してもうひとつ。小笠原から帰ってから、なんか背中がかゆいと思ったら、腰の部分に湿疹ができていることに気づいた(きもい画像で失礼)。翌日から腹側にも広がり、困惑している。赤いブツブツの中心には、所々小さな水ぶくれができており、超かゆい。でも、かいたら広がるようなので必死に我慢している。こうゆう明からな湿疹ができたのは久しぶりだ。

原因は何だろう? 小笠原からの帰りのフェリーの中で、背中のズボンのゴムが当たる部分がかゆかったのを覚えている。だから、発症時期は小笠原滞在中か、もしくはフェリーの中だ。患部の様子からしても、接触性の湿疹、いわゆる「かぶれ」と予想する。そういえば、小笠原の森をガイドさんに案内してもらったときに、気になる話を聞いた。小笠原の在来種、アコウザンショウ(カラスザンショウの刺がないタイプ)はかぶれる木とされるらしく、先住民の欧米人は「poison wood(ポイズンウッド)」と呼んでいたという。カラスザンショウにそのような性質があるとは初耳だったので、私は「本当ですか〜?」と疑いながらアコウザンショウの葉を触って見せた。でも、その後その手で背中を触った覚えはない。それとも、服のすそをズボンに入れる時に触れたのだろうか。

もう一つ、心当たりがある。布団のダニだ。初日の夜、泊まった宿のベッドで毛布に潜り込むと、無性に目がかゆくなってきて、なかなか眠れなかった。結局、違う布団に替えて解決したのだが、次の日もほぼ一日中目がかゆくて苦労した。こんなに目がかゆくなることは生まれて初めての経験だった。その毛布にダニがたくさんいたとしたら、それがかぶれの原因になったとも考えられる。でも、ダニでそんなにかぶれるものだろうか。

湿疹とは厄介な病気である。ネットで調べてみると“原因不明のブツブツの総称”みたいなことが書いてある。考えられる原因として、自己免疫、食べ物アレルギー、ハウスダストなどの記述もある。そういえば私も小笠原でウミガメ料理という下手物も食ってみたが、それが原因という可能性もなくはない。世の中には原因不明の病気がたくさんあり、たくさんの人が困っているだなと実感した。前回の日記で医者を非難したバチが当たったと予想する。何か情報があれば下さい。