街森研究所

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ダイビング保険の口座自動引落にご注意

おれの通帳見ないで!


 昨日、久しぶりに郵便貯金口座の通帳記入をした。最近はカードやネットで取引を済ませることが多いので、通帳記入は数ヶ月に1度になってしまうのが実状だ。まとめて記入された取引内容をチェックしてみると、8月末に覚えのない財団法人から5000円が自動引落されているのに気付いた。大学時代に入っていたスキューバダイビングの保険、(財)日本海洋レジャー安全・新興協会の「DAN JAPAN(ダンジャパン)」だ。なぜいまだに?

 ここ4、5年はスキューバダイビングをやっていない。だから保険もとっくに解約されているものだと思いこんでいたが、どうやら気付かないうちに年会費5000円だけが毎年引き落とされていたようだ。DAN JAPANからは、更新を問う連絡を受けたことないし、口座引落の領収書が届いたこともない。運転免許証や車の自賠責保険の場合は、更新忘れにいつも冷や冷やするのに、この保険(正確には保険の加入者は財団法人で、各個人はその会員となる)は連絡なしで永久に更新されるという超便利システム。

 すぐさまこの財団法人に電話で問い合わせてみると、確かに私は加入したままになっていた。「引落の前に更新の可否を問う連絡をするべきではないか?」と問うたところ、「事前に連絡しないことは契約書にも書いてあるし、保険に入っていたつもりで解約されていた人が事故に遭うと困るので、自動的に更新される仕組みになっています」という返答。にしても、引落後に領収のハガキぐらいよこすできではないか? これに対しては、「当会は加入者が多いのでそのような連絡は行っておりません。また、年2回の会報をお送りしています」とのこと。会報? そういえばそれらしき封筒が何度か届いた覚えがあるが、最近はそんなの来ていない。そこで、私の住所がどこになっているか尋ねてみたら、なんと10年前の住所のまま。その後3回引っ越しているので届くわけもない。この財団法人は、私の住所連絡先が不明となっているのを承知の上で、会費だけを延々10年間引き落とし続けてきたのだ。「なぜ住所変更の手続きをしてくれなかったんですかぁ?」と繰り返す電話の担当者の声が、まるで詐欺師のように聞こえた。

 自分で通帳のチェックしないと、いつどれだけ引き落とされたか気付かない自動口座引落システム。このようなシステムが社会的にまかり通るとは知らなかった。今回の場合、解約と同時に8月の5000円の返金に応じてもらえたのでまだ良かったが、超便利な口座永久自動引落にはくれぐれも注意である。