街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

遅れてきた夏休み;達磨山から富士山

 忙しかった仕事がようやくひと段落ついて、ぽっかり一日空いた。今年はお盆も帰省していないし、夏休みらしい休みもなくて、海にも行ってない。だから今日は、遅れてきた夏休みということで、静岡県西伊豆方面に出かけてきた。

 まずは山登り。伊豆半島の主峰のひとつ、達磨山(だるまやま:982m)に行ってみた。山頂付近を縦走するように西伊豆スカイラインが走っていて、車で楽に登れる。今日は空が青くて夏のように暑い。半袖で駆け抜けるツーリングのライダーたちが気持ちよさそうだった。達磨山はササ原に所々低木林が茂る姿で、その後方に富士山がどっしり構える。こんな景色を見たら、誰でも写真を撮りたくなってしまう。

 道路沿いの駐車場に車を停めて、山頂までの600mを歩く。低い木々は、マメザクラ、ニシキウツギ、マユミ、ミヤマイボタ(オカイボタもあるようだ)、サラサドウダン、オオバヤシャブシ、タンナサワフタギ、アセビなどが中心。富士、箱根、丹沢エリアの稜線で見られる低木林の典型だ(いささか単調でもう見飽きた感もある)。その中に交じって、キヨスミミツバツツジ、ヒメシャラ、ヤマボウシも見かけた。100mほど標高が下がると、ウバメガシやイヌガシ、シキミが出てくるのもここの特徴だ。ササ原の登山道には、ビンズイ(鳥)やウラギンヒョウモン(蝶)が、道案内するかのように飛び回っていた。