亜熱帯の玄関口、奄美大島へ
13年ぶりの奄美大島へやってきた。かつて私はここで初めてのスキューバダイビングに感動し、マングローブ林でカエルのように飛び跳ねるハゼを見て驚いた。今の私は重いダイビング機材を持ち運ぶのを嫌ってスノーケリングをし、飛び跳ねるハゼにはチラリと目をやっただけだった。
その代わり、別のモノに感動した。島の最高峰・湯湾岳(694m)の山頂から見た照葉樹林の風景、夜の国道の真ん中で遭遇したハブ、爬虫類マニアに捕まえてもらったキノボリトカゲ、奄美クレーターの砂浜に黄色いつるを伸ばしたスナヅル、謎の島ドリンク「ミキ」を飲んだ時の不思議な気持ち・・・。
ずいぶんマニアックになってしまったもんだ。次にこの島に来るときは、上のどれにも感動しないのだろうか。大人になるとはそうゆうことか。