街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

亜熱帯の玄関口、奄美大島へ

キノボリトカゲかわゆい


13年ぶりの奄美大島へやってきた。かつて私はここで初めてのスキューバダイビングに感動し、マングローブ林でカエルのように飛び跳ねるハゼを見て驚いた。今の私は重いダイビング機材を持ち運ぶのを嫌ってスノーケリングをし、飛び跳ねるハゼにはチラリと目をやっただけだった。

その代わり、別のモノに感動した。島の最高峰・湯湾岳(694m)の山頂から見た照葉樹林の風景、夜の国道の真ん中で遭遇したハブ、爬虫類マニアに捕まえてもらったキノボリトカゲ奄美クレーターの砂浜に黄色いつるを伸ばしたスナヅル、謎の島ドリンク「ミキ」を飲んだ時の不思議な気持ち・・・。

ずいぶんマニアックになってしまったもんだ。次にこの島に来るときは、上のどれにも感動しないのだろうか。大人になるとはそうゆうことか。

【今回見た注目種】
スナヅル、モダマ、アマシバ、ギーマ、アカミズキ、シマサルスベリ、ギョボク、クロヨナ、ミツバハマゴウ、イスノキ、ヘゴ(羊歯)、ルリカケス(鳥)、アカショウビン(鳥)、オーストンオオアカゲラ(鳥)、ハブ(爬虫類)、アカマタ(爬虫類)、キノボリトカゲ(爬虫類)、バーバートカゲ(爬虫類)、オオシマトカゲ(爬虫類)、ヘリグロヒメトカゲ(爬虫類)、アオカナヘビ(爬虫類)、オットンガエル(両生類)、アマミサソリモドキ(節足動物)、ミナミトビハゼ(魚)、ハリセンボン(魚)、クマノミ(魚)、ヘラヤガラ(魚)など