街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

動物

クマは絶滅するのか

薄暗い山奥の森を歩くのは、あるリスクが伴う。クマ(ツキノワグマ)との遭遇だ。彼らが人を攻撃するのは、彼らも人を恐れている時で、本来は人を襲う動物ではない。鈴やラジオをつけ常に音を発することで、クマの方から遭遇を避けてくれる。 生態系の頂点に…

不思議なヒヨドリの渡りとアカツクシガモ飛来

ヒーヨ、ヒーヨ、ヒーヨ・・・ 海を見渡せるベランダで朝食を食べていると、上空から聞き慣れた声が聞こえてくる。暖を求めて南方に渡るヒヨドリの群れだ。その数、ふつう200羽、大きな群れでは600羽におよぶ。9月下旬から10月下旬にかけては、荒天日を除い…

夜道で轢いてしまったもの

むしむしした深夜0時過ぎ、駅から自宅まで標高差50mの坂道をマウンテンバイクで必死に漕いでいた。木々に囲まれた薄暗い路面に、キラッと細長い何かが光った。液体? ビニール? それをマウンテンバイクのタイヤが轢(ひ)いたとき、「ペチッ」と音がした。…

マムシと暮らす日々

先日捕まえたマムシ(ニホンマムシ)だが、コーヒーの空きビンの中で元気に生きている。しっかりととぐろを巻いており、ビンを持ち上げるとひょこっと顔を上げ、二叉に分かれた舌をチョロチョロ出す。ヘビと同じ部屋で暮らすのは初めてだけど、まず湧いてき…

マムシとインコとダイヤモンド富士

今日は自宅周辺の田園地帯を散策してきた。最近、雑草を覚えなければいけない必要にせまられていて、少しずつだけど草の名前を覚えている。今日のお題はイヌガラシ。ごく身近に生えている雑草らしいから、自宅周辺を100mも歩けば見つかるだろうと思って歩き…

念願のカブトとノコが飛んできた

昨年9月3日のブログに、「たまにカブトムシが飛んでくるような環境に住みたい」と書いた。そんな小さな夢を乗せたカブトが、今日初めて飛んできた。しかもカッコいい赤カブトだ。 ブ〜ン、ボトッ。 そんな音がした気がした。富山から尋ねてきてくれた友人…

でかいイモムシ発見

先日、畑のスナックエンドウを収穫していたところ、スナックエンドウ並にでかいイモムシを危うく収穫しそうになった。豆に擬態しているようにも見えるそのイモムシは、不気味な白点が背中に並び、体がやや透き通っているため、黒い体液が体内を流動するのが…

ウシガエルとヒキガエルの異種合同冬眠!?

東京都調布市の小学生と一緒に川の生き物観察をしてきた。観察場所は、都内の湧水を発端にする野川。都心を流れる川としては恐らく最も自然が残っている川で、今回の観察は昨年9月に続いて2回目となる。「春の野川にはどんな生き物がいるかな!?」というの…

生田緑地のドジョウに拍手

最近、やたら水槽の中ばかり書くようになってしまった。それくらい、水槽ワールドは楽しい。 先週末に川崎市北部にある生田緑地を訪れた。工業地帯のイメージが強い川崎市においても、北部は緑が比較的多く残っており、市内最大の公園といえる生田緑地には湧…

命の誕生と儚い一生

我が家の水槽に、新しい生命が誕生した。というか、今月1日に秩父へ出かけた時に、河原の水たまりから持ち帰った卵がかえったのだ。 その日河原を歩いていると、岩場のすき間の小さな水たまりに、お腹の大きなアカハライモリが1匹いるのを見つけた。よく見…

ヤゴ、行方不明になる

27日午後、先日のメダカ事件で屋外水槽(ペットボトル製)に隔離されていたギンヤンマのヤゴが、行方不明になっていることがわかった。調べによると、ヤゴは23日にメダカ3匹を食べて以来、何もエサを与えられていなかったが、26日午後には水槽の水草上でく…

恐るべし! ギンヤンマのヤゴ

筒型の水槽でメダカを飼っていた。しかし、つい最近も1匹のメダカが死に、残り1匹になってしまった。かわいそうだから新しい仲間を買ってきてやろうと思い、ペットショップに足を運んだはいいが、何度も買っている黒メダカやヌマエビの類をまた買うのは何…