山に雪が積もったので山へ
先週末の雪で、ようやく丹沢山地はまともに雪をかぶった。ただ、東京は5年ぶりの10cm積雪で騒いでいる割には神奈川県西部は雪が少なく、ここ秦野は3cmぐらい積もってすぐ解けた。丹沢の雪ももうちょっと積もればもっと綺麗なのになぁ、という感じである。
ともあれ、家から雪山が見えることを楽しみにしていただけに嬉しい。「やっぱ雪山が見えるのはいいな〜」と思いながら山を眺めているのだけど、私の知人(秦野地元)は雪山に視線をとめることもなく、大して興味なさそうである。自分の中では、「雪山が見えるところで生まれ育った人は心が澄んでいる」という仮説を立てているのだが、もしかして、雪がない地方で生まれ育った人間が雪山を美化しすぎているだけなのだろうか。
さて、今朝起きると天気が良かったので、山に登ってみることにした。最近はずっと家にこもってたので、リフレッシュしたいと思っていた。目指すは鍋割山(1273m)だけど、途中の林道が雪で凍ってたため予定より手前で車を停めて歩くことに。結局、登山口(二俣)についたのは12時だったので、のんびり冬芽を観察しながら中腹まで登って引き返すことにした。引き返し点の標高は1050m、積雪は10cmほどであった。当日に山行きを決めることができるのも、途中で引き返してまた今度登ろうと思えるのも、山の麓に住んでいる者の特権と思うと満足である。
- 【今日見た主な冬芽】
- シバヤナギ、コクサギ、キブシ、ヤブデマリ、コゴメウツギ、コアカソ、ミツバアケビ、アブラチャン、クマシデ、イタヤカエデ、オニイタヤ、オオモミジ、イロハモミジ、ホソエカエデ、シラキ、シロヤシオ、サワフタギ