街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

軽自動車ユーザー車検体験記

車検コース風景


 昨秋買った中古車が30日に車検切れを迎えるので、ユーザー車検にチャレンジしてみた。事前にネットで調べてみたら、ユーザー車検は想像以上に簡単で、何も整備しなくても結構通るというし、費用もずいぶん浮くという。しかも自分は軽自動車(スズキ Kei Sタイプ 99年式 4.5万km)なので、普通車以上に簡単なはず。

 とはいえ、初めての車検で不安は多かったから、車検の数日前に自分である程度点検をしてみた。まず、コイン洗車の高圧シャワーで下回りの泥を落とし、タイヤを外してブレーキパッドの残量を確かめたり、ドライブシャフトブーツを確認したり、さびている箇所にシャシーブラックをスプレーしてみたり・・・とりあえず点検整備記録簿にある項目は一通り自分で確認してみた。

 で、車検当日。秦野市は一応「湘南」ナンバーだから、平塚市軽自動車検査協会・神奈川事務所湘南支所に行く。事前にHPからプリントアウトして予習しておいた手順に従って、各種書類を記入、自賠責保険料やリサイクル料金を支払って準備完了。ここまで30分。その後、検査コースを見学して説明板(ユーザー車検向けに結構丁寧に説明されている)を読み、いざスタート。車が多くて20分ぐらい並んだけど、検査コースに入ってからは5分程度ですべて終わってしまう。「もっといろいろ検査してよ」って感じ。ちょっと心配していたタイヤの摩耗やショックアブソーバーの亀裂などは、ほぼノーチェックだった気がする。

 ふぅ、ユーザー車検を無事乗り越えたことで、ずいぶん車に詳しくなった「気」になれるのものだ。車オンチでない限り、ユーザー車検は難しくない。もちろん事前の予備知識は必要だけど、軽自動車協会HPの「検査の手続き」をしっかり読めばほぼ大丈夫だろう。なお、点検整備記録簿は最新のものを提示すればよく、なくした場合はなくてもいいそうだ。自分の場合は、4カ月前の購入時に法定整備工場に点検記録簿を作成(30,000円)してもらっていたので、今回はその点安心であった。

【今日かかった費用】

項目 費用 備考
継続検査申請書 40円 共通
検査手数料 1,400円 自家用車共通
重量税 8,800円 自家用車共通
自賠責保険 24,180円 自家用車共通
リサイクル料金 9,290円 車種装備ごと
合計 43,710円