街森研究所

街や森で出会った木々や生き物、出来事などを紹介しています

炭火でバームクーヘンを焼く

バームクーヘン


いつかやってみようと思っていたことを初めてやってみた。青竹に生地を薄くたらし、炭火の上でクルクル回転させながら焼く。こんがりキツネ色になったところで、さらに生地を塗り重ね、これを十数回繰り返せば、そう、バームクーヘンの出来上がり。

野外で意外と簡単にでき、子供も大喜びのレシピとして近年定着しつつあるようだ。GWに行われるとある子供向けイベントで、私がバームクーヘン作りを担当することになりそうなので、練習しておかなきゃと思って今回チャレンジしてみた訳だが、思った以上にうまくできて文句のつけようがないぐらい大成功してしまった。味に関しては、材料がシンプルなだけあってやっぱり味もシンプル。でもこれは「手軽にできる野外料理」なのでこだわりすぎないことにする。砂糖が少なめであったせいか、「あまり甘くなくて大人の味」という好評ももらった。

今回のバームクーヘン作りは、神奈川県相模湖町の森でやっている森づくりボランティア活動の場を借りて行った。炭火の上でクルクルと不審な物体を回している私を見て、横を通りすぎるおっちゃん達は、口をそろえて「おっ、ちくわか!?」と、酒のつまみばかり期待している。この写真を知人に見せても、巨大竹輪と思う人がいた。世間一般ではどうやらバームクーヘンより竹輪への期待が大きいらしい。

【今日の材料】

(長さ25cm×厚さ2.5〜3cm、13層、約6〜8人分、調理時間1時間30分)